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百鷗で働く職員の皆さんにお伺いしてみました

職員インタビュー vol.3

逗子清寿苑 藤木晋平

逗子清寿苑藤木 晋平

2017年入職(中途) / 施設介護事業部

座右の銘
習うより、慣れろ
趣味
散歩・読書
休日の過ごし方
散歩をして、お酒を楽しんでいます。

中途採用でのぞんだ応募時の意外な動機

入職する前の二年半ほど、素人ながら自身で父親の介護をしてきたこともあり「何も知らずに介護をするより、仕事で得られる知識と技術を自宅での介護にも役にたてたい」という思いで、再就職を考えたときに介護職を選んだという藤木さん。
そのもうひとつの志望動機は意外にも「楽しそうな仕事だな」と思ったからだそうです。「父の介護に専念する前は長い間、バーテンダーをしていました。客商売なので対面で人と関わる仕事でした。そういう意味では、提供するサービスは違いますが、介護の仕事と共通する部分もあり、自分のなかでは2つの仕事は一緒なんじゃないのかなと思えたんですよね。だから“楽しそう”だな、って」。
表面的な違いではなく本質的なところに視点をおくと、どんな仕事経験も今の仕事に活かせるのではないかと言います。「中途採用の人は皆、なにかしらの前職があるわけですが。それが小売やサービス業など、どんな職種であっても、その道のエキスパートだった経験は転職してからも使えるスキルとして身についていると思います」。ご自身のバーテンダーとしての経験も「お客さんの洋服、しぐさなどにさっと目を配ることもバーテンダーとしての仕事の一つでした。そのスキルは介護をしながら、利用者さまの持ち物や表情などからその方の趣味やこだわりなどを把握することができて、お世話をするときの役にたっていますね」。

逗子清寿苑 藤木晋平

規準となるポイントを守ってあとはフレキシブルに

介護の仕事は利用者さまの一日をずっとお世話するので、大変だと思われがちです。しかし藤木さんは仕事でストレスを感じることは少ないそうです。「一日のスケジュールがガチガチに縛られているわけではないんです。食事時間は守らないといけないのですが、食事を中心にしてそれ以外の一日の予定はフレキシブルに組んでいくことができます。利用者さまの希望や体調を考慮して、自分なりのプランをたててあげられるので、日々の工夫が楽しいです」。
職場の仲間に対しても「皆さんサバサバしていて人間関係がとても楽な職場です。とくに、急な休みをとらないといけない場合や、仕事で腰を痛めてしまった時などの、周囲の気遣いには感謝しかないです」。「それぞれが持っているストロングポイントで、不得意な部分をフォローしあえる環境がある」として、同じフロアを担当するメンバーのチームワークの素晴らしさも自慢だと言います。

 

逗子清寿苑 藤木晋平

ゆるく構えて、気負わない姿勢が大事

先の話しにも出てきたとおり、チームワークで成り立つ部分が大きい仕事なだけに「自分ですべてやらないといけない、という風に気負ってしまうとしんどくなってしまいます。人に頼ったり、ゆるく構えることができる人こそ向いているので、できるかな?と不安がらずにまずはやってみることをオススメします。最初は合わなくても続けるなかで自分が変わるような場合もありますよね」。藤木さん自身もこの仕事をしていて自身の変化に気づいたそうです。「優しくなりましたよ(笑)。道端で重たい荷物を持っているお年寄りや、車椅子で苦労をされている方などを見ると体が自然に動いているんですよ。そんなこと、昔はありませんでしたから(笑)」。
今後について「この業界ではまだまだ学ぶことが多くあります。資格をとり、キャリアアップを目指しながらしばらくはここで頑張ろうと思います」と思いを語ってくれました。